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#15

秋の食卓を、スタイリング。
センスが光るおもてなし料理。

旬の味覚を使った料理を並べ、お気に入りのワインを開けて。
気の置けない人たちと過ごす秋の夜の食卓は、
少しだけ特別にしつらえたいもの。
ファッションにも料理にも確かなセンスを持つ
スタイリストの青木貴子さんに、おもてなしのアイデアを伺いました。

秋色で描く、おもてなしの食卓

 日頃から自宅に友人を招くことが多いという青木さん。おもてなしでは、季節や集まる顔ぶれに合わせながら、料理にちょっとした驚きを忍ばせるのが青木さん流です。

「おしゃれに見えることはもちろん、普段あまり食べない食材をひとつ取り入れるだけでも、食卓が楽しくなります。例えば〈赤いサラダ〉に使ったトレビス。少しほろ苦さがありますが、ぶどうやいちじくと合わせると、ぐっと洒落た味わいに。色合いも秋らしくまとまります」

 器やテーブルのしつらえにも、スタイリストならではのセンスが生きています。

「まずテーマカラーを決めること。洋服と同じで、色を入れすぎず、同じトーンで合わせると、テーブル全体が洗練されて見えますよ

  料理も器も、季節を感じる色彩でまとめて。秋をふんだんに盛り込んだ料理を囲めば、自然と会話もにぎやかに。気づけばワインも進み、心地よい秋の夜が更けていきます。

おうちレストラン今回のレシピ
  • 01

    まぐろのカルパッチョ、春菊ソース

  • 02

    豚ヒレ肉のソテー きのこ三昧

  • 03

    赤いサラダ

  • 04

    焼きかぶのすぐき和え

おうちレストラン今回のレシピ
  • まぐろのカルパッチョ、春菊ソース

  • 豚ヒレ肉のソテー きのこ三昧

  • 赤いサラダ

  • 焼きかぶのすぐき和え

  • 01

    「まぐろを2種類にするのがポイント。春菊ソースは、パスタソースとして使ったりボイルした野菜と和えても」

    まぐろのカルパッチョ、春菊ソース

    • 材料:4人分
    • まぐろ(刺身用のさく)中トロ…約120g
    • まぐろ(刺身用のさく)赤身…約120g
    • タラゴン…適量
    • ◇春菊ソース
    • 春菊…1束
    • 松の実…50g
    • オリーブオイル…1/2カップ
    • 塩・胡椒…適量
    • ◇浅葱ソース
    • 浅葱…10本
    • ホースラディッシュ…小さじ1
    • ニンニクペースト…小さじ1
    • 出汁醤油…小さじ1
    • はちみつ…小さじ1/2
    01

    「まぐろを2種類にするのがポイント。春菊ソースは、パスタソースとして使ったりボイルした野菜と和えても」

    1. 春菊ソースを作る。春菊はざく切りに、松の実はフライパンでから炒りする。春菊、松の実、オリーブオイル、塩、胡椒をハンドミキサーで混ぜる。
    2. 浅葱ソースを作る。浅葱を小口切りにし、ホースラディッシュ、ニンニクペースト、出汁醤油、はちみつと混ぜる。
    3. まぐろの赤身と中トロを、大きさを揃えて薄く切る。皿に1を幅広にのせ、その上にまぐろを並べる。まぐろの上に2をかけ、周りにタラゴンを散らす。
  • 02

    豚ヒレ肉のソテー きのこ三昧

    • 材料:4人分
    • 豚棒ヒレ肉1人分…約150g
    • 大きめの椎茸…2個
    • 柳松茸…1~2パック
    • 黒舞茸…1~2パック
    • 黒舞茸…1~2パック
    • 蓮根…10~12㎝
    • 塩…適量
    • 胡椒…適量
    • 小麦粉…適量
    • ごま油…適量
    • 日本酒…適量
    • ◇ソース
    • 野生種えのき(またはブラウンえのき)…1パック
    • オイスターソース…大さじ2
    • 日本酒…大さじ2
    • 黒味噌…大さじ2
    • 栗の甘露煮…適量
    • タイム…適量
    01
    1. 豚棒ヒレ肉は4〜5㎝厚に切り、叩いてのばす。塩、胡椒で下味をつけ、小麦粉をまぶしておく。
    2. フライパンにごま油を入れ、ヒレ肉を両面こんがりと焼く。焼き上がったら取り出してひとつずつアルミホイルで包み、余熱でゆっくりと火を通す。
    3. 椎茸は4等分に切る。柳松茸は縦半分に、小さいものはそのままで。黒舞茸は適当な大きさに割く。蓮根は皮を剥いて2㎜幅くらいに輪切りにし、5~10分水に晒す。きのこと蓮根をフライパンで炒める。ある程度焼けてきたら、塩ひとつまみと日本酒をさっと振りかける。
    4. フライパンからきのこ類を取り出し、ソースを作る。野生種えのきを炒め、しんなりしたらオイスターソース、日本酒、黒味噌を混ぜておいたものを入れて軽く炒め合わせる。
    5. ヒレ肉、蓮根、きのこ類を皿に盛り付け、ヒレ肉の上に4をかけ、栗の甘露煮とタイムをのせる。
  • 03

    赤いサラダ

    • 材料:4人分
    • トレビス…1/2個
    • 種なしぶどう…10粒
    • いちじく…2~3個
    • 赤玉ねぎ…1個
    • 柘榴の実…適量
    • 砂糖…小さじ1/2
    • 塩…適量
    • ◇ドレッシング
    • オリーブオイル…大さじ2
    • 白ワインビネガー…大さじ1
    • 塩…適量
    • 胡椒…適量
    • バルサミコ酢…適量
    03
    1. トレビスは洗った後、水気を拭き取り冷蔵庫で冷やしておく。
    2. 皮ごと食べられる種なし葡萄は半分に切る。いちじくは縦6等分に切る。
    3. 赤玉ねぎは薄切りにし、10分ほど水に晒す。ざるにあげて水気を切ったら、ボウルに入れて塩ひとつまみを加えて揉み、しんなりしてきたら水気を絞る。砂糖を揉み込んでおく。
    4. 1を食べやすい大きさにちぎり、赤玉ねぎを混ぜお皿に盛る。いちじく、葡萄、柘榴の実を盛り付ける。
    5. オリーブオイル、白ワインビネガー、塩、胡椒を混ぜ合わせたドレッシングを回しかけ、最後にバルサミコ酢を振りかける。
  • 04

    焼きかぶのすぐき和え

    • 材料:4人分
    • かぶ…5個
    • 刻みすぐきの漬物…適量
    • オリーブオイル…適量
    • 塩…適量
    03
    1. かぶは皮を剥いて6等分に切る。
    2. フライパンにオリーブオイルを少々、塩ひとつまみを入れ、かぶに少し焼き目がつくまで焼く。
    3. 刻みすぐきを、さらに細かく切ってかぶと和える。
  • 青木 貴子(あおきたかこ)先生プロフィール
    スタイリスト・ファッションディレクター/女性ファッション誌・広告を中心に活躍。また、エッセイなどの執筆やジュエリーのデザインなど、ファッションに関するさまざまなフィールドで活躍の場を広げている。料理好きが高じてレシピ本『友だちを呼ぶ日のごはん、わたしのごはん』(扶桑社)を上梓。ワインエキスパート、SAKEディプロマの資格を持つ。