#11
春を巻く、幸せレシピ。
アレンジ春巻きでおもてなし。
パリッと香ばしい揚げ春巻きから、みずみずしい生春巻きまで。
自由な発想で巻けば華やかでおいしく、会話も弾みます。
巻いて楽しい、食べておいしい
春のテーブルを彩る“縁起巻き”
新春に芽吹く野菜を具材にした〈春巻き〉は、春の訪れの象徴として、また中国では、春節を祝う食卓に欠かせない縁起のよい料理として親しまれています。
「おもてなしにもぴったりです。見た目が華やかで、冷めてもおいしく食べられます」と、黒田さん。
今回の揚げ春巻きは、具を入れずに細長く巻いたり、アスパラを巻いたりと、おつまみ感覚で楽しめるアレンジで。油の温度は180℃ぐらいを目安に、表面がきつね色になるまで揚げるとパリッと香ばしく、おいしく仕上がるそうです。
また、生春巻きは自由に何でも巻いてしまうのがお薦め。
「私が好きなのはロメインレタスの千切り。紫キャベツや紫玉ねぎを少し入れると、断面の色がきれいでおしゃれに見えて、テーブルがパッと春らしくなりますよ」
酢飯と具材を伊達巻で巻いた〈伊達巻寿司〉も添えれば、卵の優しい甘みと春巻きが好相性。
巻くというひと手間に、ちょっとした遊び心と季節の彩りを込めて。
〝春を巻く〟おもてなしを楽しんでみませんか。
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スティック春巻きとディップ
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アップルパイ春巻き
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アスパラガスの春巻き
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生春巻き
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伊達巻寿司
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スティック春巻きとディップ
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アップルパイ春巻き
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アスパラガスの春巻き
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生春巻き
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伊達巻寿司
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フムスは、中東発祥のペースト状の豆料理。「スーパーに売っているひよこ豆の水煮と、フードプロセッサーを使えば、簡単につくれますよ」
スティック春巻きとディップ
- 材料
- 春巻きの皮…4枚
- 揚げ油…適量
- ◇フムス
- ひよこ豆水煮…230g(固形分)
- にんにくすり下ろし…少々
- 塩…小さじ1/4
- オリーブオイル…小さじ1
- レモン…適量
フムスは、中東発祥のペースト状の豆料理。「スーパーに売っているひよこ豆の水煮と、フードプロセッサーを使えば、簡単につくれますよ」
- 春巻きの皮を二等分する。細いスティック状になるようにクルクルと巻いていく。巻き終わりに水をつけて閉じる。
- 揚げ油を熱し、1を180度程度で揚げる。
- フムスの材料をすべてフードプロセッサーに入れ、ピュレにする。
- できがったフムスをグラスに入れ、上からギュッとレモンを絞り、スティックに春巻きを添える。
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デザートも春巻きで。甘くソテーしたりんごを、春巻きの皮で巻いて揚げた〈アップルパイ春巻き〉
アップルパイ春巻き
- 材料
- 春巻きの皮…2枚
- バター…大さじ2
- りんご…1個
- グラニュー糖…大さじ1
- シナモンパウダー…少々
デザートも春巻きで。甘くソテーしたりんごを、春巻きの皮で巻いて揚げた〈アップルパイ春巻き〉
- リンゴを皮ごと3cm角程度に切る。
- フライパンにバターを熱し、1とグラニュー糖を入れてソテーする。火が通ったらシナモンをふる。
- 春巻きの皮で2を巻き、180℃の油で揚げる。
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アスパラを春巻きの皮で巻いて揚げた〈アスパラガスの春巻き〉。アスパラは茹でずにそのままでOK。
アスパラガスの春巻き
- 材料
- アスパラガス…8本
- 春巻きの皮…4枚
- 揚げ油
アスパラを春巻きの皮で巻いて揚げた〈アスパラガスの春巻き〉。アスパラは茹でずにそのままでOK。
- 春巻きの皮を二等分する。
- アスパラガスの皮の固いところを剥き、春巻きの皮を根本から斜めにクルクルと穂先の下まで巻いていく。水をつけて、巻き終わりを閉じる。
- 揚げ油を熱し、2を揚げる。
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野菜をたっぷり巻いた〈生春巻き〉。アボカドやサーモンを入れれば満足感のある一品に。
生春巻き
- 材料
- 生春巻きの皮…1枚
- サーモンスライス…1枚
- アボカド…1/8個分
- きゅうり…1/8本
- ロメインレタス…1/2枚
- 紫キャベツの千切り…少々
- A:ナンプラー…小さじ1
- スイートチリソース…大さじ1
- ライム果汁…1/2個分
野菜をたっぷり巻いた〈生春巻き〉。アボカドやサーモンを入れれば満足感のある一品に。
- ロメインレタス、紫キャベツをせん切りにし、アボカド、きゅうりを細長く切る。
- 生春巻きの皮をサッと水にくぐらせ、まな板の上に広げる。
- 具材を横長になるように並べ、端から折りたたんで巻いていく。
- Aを混ぜ合わせたタレを添える。
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ふんわりと焼いた伊達巻の上に、酢飯を広げ、うなぎ、かんぴょう、きゅうり、桜でんぶなどをのせて、巻き簀で巻いた〈伊達巻寿司〉。食べ応えもあって見た目も華やかに。
伊達巻寿司
- ◇伊達巻 1本
- はんぺん…1枚
- A:卵…4個
- 砂糖…大さじ4
- 出汁…大さじ3
- みりん…大さじ1
- 粗塩…少々
- サラダ油…適量
- ◇寿司飯
- 白米…1合
- 米酢…30ml
- 砂糖…小さじ1
- 塩…小さじ1/4
- ◇具材
- 干ぴょう煮…大さじ3(刻んだもの)
- 煮穴子…1/2枚分
- きゅうり…1/8本
- 玉子焼き…1/2本
- でんぶ…適量
ふんわりと焼いた伊達巻の上に、酢飯を広げ、うなぎ、かんぴょう、きゅうり、桜でんぶなどをのせて、巻き簀で巻いた〈伊達巻寿司〉。食べ応えもあって見た目も華やかに。
◇伊達巻
- はんぺんを3cm角程度にちぎり、フードプロセッサーに入れ、1分ほど攪拌する。
- 1にAの材料を全て加え、全体が滑らかになるまで攪拌する。
- ざるでこす。
- 玉子焼き器に油を熱し、卵液を流す。
キツネ色になったら、ひっくり返して裏面もキツネ色に焼く。 - 全体がふんわりと焼けたら取り出し、巻きすで巻いて、輪ゴムでとめておく。
※巻き終わりの部分を下にしておく
◇伊達巻寿司
- 干ぴょう煮は刻む。きゅうりは、縦に放射線状に細長く8等分に切り、水分の多い中心部分を削ぎ取る。煮穴子は縦に長く切る。卵焼きは縦に棒状に切る。
- 巻きすに伊達巻を広げてのせ、その上に寿司飯を広げる。
- 1で下拵えした具材とでんぶをのせ、巻きすでしっかりと巻く。巻きすごと両端を輪ゴムで固定する。
- 20分程度置いたら、海苔の巻き終わり部分を下にして、2.5cm幅を目安に切り、皿に盛る。
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黒田 祐佳(くろだゆか)先生プロフィール
フードコーディネーター。「ル・コルドンブルー東京校」「リッツ・エスコフィエ・パリ」にてフランス料理・菓子・パンを学ぶ。TV番組や雑誌でのフードコーディネート、料理教室など、多岐にわたり活躍中。















