イベリア半島の山の幸も地中海の海の幸も豊富に味わえるスペイン。
パエリアやアヒージョなどが有名です。シンプルなのに奥深い味付けは、日本人の味覚によく合います!

>フィデウワ

スペインでは定番の細麺パスタのパエリアです。お米でつくるより簡単で失敗知らず。今回はチョリソー、パンチェッタ、トマト、パプリカなどを具材に。お肉の旨みと香ばしさ、野菜の甘みが楽しめます。仕上げにレモンをギュッと絞って。

  1. 玉ねぎは粗みじん切りにする。パプリカは7、8 ㎜厚に切り、長さを2等分に切る。
  2. チョリソーは2cm幅に切る。パンチェッタは細切りにする。
  3. サフランは分量の水に10分浸す。
  4. パエリアパンまたはオーブンに使用できるフライパンにオリーブオイル大さじ1とにんにくを入れ、中火にかける。
  5. 香りが立ったらパンチェッタと①を入れて透き通るまで炒め、パスタを3cm長さに折りながら加え、サッと炒める。
  6. チョリソーをのせ、白ワインと③のサフラン水を入れてひと煮立ちさせ、アルミホイルをかぶせて弱めの中火で約5 分蒸し焼きにする。
  7. アルミホイルを取り、半分に切ったミニトマトをのせ塩をふり、残りのオリーブオイルを回しかけ、230℃に温めたオーブンで約10分焼く。
  8. オーブンから取り出し、こしょうをふり、レモンを添える。

>サーディンとオレンジのマリネ

缶詰大国のスペイン。その代表格のオイルサーディンに、同じく名産のオレンジを組み合わせたマリネです。イワシの奥深い味わいを優しい酸味が引き立てます。さわやかなディルの風味と、赤ワインビネガーのコクもポイント。スペイン料理に欠かせないタパス(手軽な小皿料理)を意識した、お酒が進む一皿です。

  1. オレンジは皮をむき、1 ㎝厚の半月切りにする。
  2. ①とオイルを切ったサーディン、ざく切りにしたディル、赤ワインビネガーを和える。
  3. 器に盛り、塩とこしょうをふり、オリーブオイルを回しかける。

>タルタ・デ・サンティアゴ【WEB限定レシピ】

ガリシア地方伝統の小麦粉を使わないしっとりとしたケーキです。素材は、アーモンドの粉末、卵、バター、砂糖ととってもシンプル。アーモンドの風味が口いっぱいに広がります。「聖ヤコブのケーキ」という名のとおり、表面に聖ヤコブの十字のシルエットを粉砂糖で型抜くのが特徴。ぜひ、画像検索して十字の型紙もつくってみてください。

  1. バターは湯煎にかけて溶かす。
  2. ボウルに全卵、卵黄、グラニュー糖を入れて白っぽくなるまでよくすり混ぜる。
  3. アーモンドプードルと①を、②に加えて混ぜ合わせ、ラム酒を加えてさらに混ぜる。
  4. バター少々(分量外)を塗った型に入れ、200℃に熱したオーブンで約25分焼く。
  5. 粗熱が取れたら粉砂糖をふる。
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