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ゼロからのガーデニング5

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病害虫対策をする

病害虫発生を予防するためには

大切な植物を病害虫の被害から守るためには、日常のお手入れや発生の予防、そして早期発見後の適切な処理が最も大切です。

[1]個々の植物が好む環境づくりを心がけ、日ごろからこまめに観察する。(害虫は葉の裏に発生していたり、ナメクジなどは夜行性で日中は発見しにくい点などに注意をしましょう)

[2]苗や株は病気のない健全なものを選びましょう。(葉の色が薄かったり発育不全の株、株元がぐらつく株などは避けましょう)

[3] 排水性のよい土を選びましょう。又、水をやり過ぎて過湿にならないよう気をつけ、「土表面が乾いたらたっぷり水やりを」の原則を守りましょう。雑草や花がら(枯れた花)、枯れ葉、枯れ枝等をこまめに取り除いて整理し、風通しをよくしましょう。葉が細かいものや、花や葉数の多い植物は蒸れて傷を生じることがあるので、生育を見込んで株を詰め込みすぎないように植えつけましょう。

[4]病害虫の発生しやすい植物には予防として病害虫兼用の
エアゾール式薬剤などを定期的に散布することをお薦めします。

[5]園芸に使う器具は使用後よく洗い清潔にしておきましょう。

うどんこ病画像

殺虫剤画像

病気や病害虫が発生してしまったら、斑点・黄化・褐変・食害などそれぞれの特徴から原因を判断し専用の薬剤で早めに対処しましょう。薬剤には、大きく分けて病気に対して効果のある殺菌剤と害虫駆除に効果のある殺虫剤があります。防除の効果をあげるためには、その病気や害虫に効果のある薬剤を選び、できるだけ早く散布して駆除しましょう。
判断がつかない場合は、トラブルの発生した部位を園芸店などに持参しアドバイスしてもらうといいでしょう。

主な病気・病害虫と有効な薬剤

病気・病害虫の種類 症状・対策 主な有効薬剤
うどんこ病 4月から10月頃に発生し、花や葉など一面に白い粉をまぶしたようなカビが生える。バラやベゴニア、きく、ダリアなどに発生しやすい。[薬剤の定期的な散布が必要。] モレスタン、トップジンMなど
灰色かび病 湿度の高い時期に発生。まず、葉や花にシミができて広がり、やがて灰色のカビにおおわれる。パンジーやシクラメン、プリムラなどの鉢植えの花に発生。[株を常に清潔に保つことが最大の対策。花がら(枯れた花)は早めに取り除く。] ロブラール、ベンレート、トップジンMなど
黒星病 葉に円形や楕円状の黒褐色斑点、斑紋がつく。きく、バラ、ゆりなどに発生する。[落ちた葉や花はこまめに処分し、バランスの良い肥料を与えるよう心がける。] ダニコールなど
炭そ病 梅雨の時期や秋の長雨などの高温多湿の頃に発生し、葉や茎、花に円形や楕円の病斑が発生。アジサイ、バラ、ゆりなど多くの植物が被害を受ける。[発生した葉や茎は処分する。] ダイセン、マンネブダイセン、オーソサイドなど
アブラムシ 新芽や葉裏につく。ほとんどの植物に発生する。[発生前の予防散布や早めの薬剤散布が必要。] オルトラン、マラソン、スミチオン、エアゾール式のカダンなど
ナメクジ 特に梅雨の時期に発生しやすく、若葉や新芽、つぼみなどを食害する。[梅雨の時期には予防散布をしておく。] ナメトール、ナメクジペレットなど
ケムシ チョウやガの幼虫で多くの植物が葉や花を食害する。
[発生初期は葉ごと摘み取る。幼虫時に薬剤を散布する。]
スミチオン、ディプテレックスなど
ハダニ 夏の高温で乾燥する時期に発生し、葉裏について汁を吸うため、葉が白くなりやがて枯れる。バラ、カーネーションなどによく発生する。[乾燥を好むので時々葉の裏に水をかける。] モレスタン、ケルセンなど

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